青物釣り方・知識

ヒラスズキロッドで89cm6.6kgの青物(ショアブリ)はちょっと大変だった件。

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2015年雨期に、伊豆半島の地磯で89cmのブリを釣った時のロッドの頃に関して書きたいと思います。
参考釣行記「2015年雨期、人生初キャッチのブリ!鰤!伊豆半島地磯、ショアルアーフィッシングの2日間。

ヒラスズキ用ロッドを使っていました。
その時の使用ロッドは、メジャークラフトの「KGS-1102HIRA」でした。(因みにこのロッド、生産終了してしまったのか、メーカーサイトでは載っていますが、ショップでは見かけなくなってしまいました)
現在僕が伊豆半島の地磯でヒラスズキを狙うならすごく丁度良いロッドに思っています。

足元でヒラスズキを狙っていたのですが反応がなかったので、そのままのロッドで沖に投げたら来ちゃったんです。

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ロッドは根元から曲げられてます。

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特に岸際ってラインを切られやすいですし、いちばんロッドのパワーが必要なときです。
でも、ヒラスズキ用のロッドって、ヒラスズキのエラ洗いとかに対応出来るようにと、わりと柔らかく作ってあるのでしょう。結構大変でした。

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ここからが大変なんです、ほんと。

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いいタイミングで波が来てくれないと、寄せ上げられません。
そして↑この時に、ラインテンションをかなり掛けておいて、頭を出したままにしておかないと大変です。押し寄せた波の中で魚に反転されると、そりゃもう大変なんです。

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ここまで上げられれば大丈夫でしょうか。

ランディング時のズリ上げには、やはりロッドのパワーが必要。
沖でブリ系が掛かったとき、近くまで寄せてくるにはロッドのパワーよりも、ラインの太さ&強度の方が気になります。そして、ロッドのパワーが必要な時は岸まで寄せた後ですね。ランディングネットが使いやすい足場ならいいと思いますが、↑の様な場所では使えそうもなく、ズリ上げランディングになりました。そのズリ上げの時にロッドのパワーが必要になるんですよね。
因みに、これがヒラマサだったら、少し違います。よく言われているのが、ブリは横に泳ぐけど、ヒラマサは縦に泳ぐと。なので、沖で掛かったのがヒラマサだったとしたら、ゆっくりやり取りするわけにもいかないと思うので、このヒラスズキロッドではちょっと非力な感じがしますね。

でもキャッチ出来たショアブリ89cm、6.6kg。

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僕にとってブリサイズは初めてだったのもあるのか、かなりハラハラしながらのやり取りでした。ロッドもどこまで力をかけていいかもよく分かっていないですし、リールのドラグ調整もきっちりはしていないので。
でも、キャッチ出来た時は嬉しかったですね。

沖を狙う時は覚悟が必要。
今回は89cmでも6.6kgの重さだったからというのもあると思います。同じ長さのブリでも、もっと重いヤツだったらキツかったかもしれないです。なので重くても7kg前後くらいまでと思っててもいいかもしれないです。
ヒラスズキロッドで沖を狙うならそれなりの覚悟が必要ですね。60cmくらいまでのワラササイズくらいでしたら充分やり取り出来ると思いますが、80cm、しかも6kgを超えてくると結構大変でしょう。

でも、ヒラスズキ用のロッドって使いやすい。
因みに、僕が今回のブリキャッチで使っていたロッドは11フィートもあるものなのですが、あまり重さを感じないですし、そのくらいの長さがあった方がかえってキャスト時にリーダーの垂らしも多くとれてキャストもしやすいのです。
それなら身体も疲れにくいでしょうし、ルアーアクション等の操作もしやすいです。ま、重いメタルジグでのジギングはちょっとキツいですが。
と、魚をヒットさせるまではホント、釣り人思いなロッドなのです。

この時のタックルデータ
ルアー「エイムス アローヘッド 140S アルミマイワシ」
スナップ「マリア(Maria) ファイターズ スナップ #2 VFS2
リーダー「ダイワ(Daiwa) モアザンリーダー X’treme Type F 25m 30lb
ライン「Rapala(ラパラ) ラピノヴァX マルチゲーム 1.2号 22.2lb 150m ライムグリーン
リール「ダイワ 10 セルテート 3012H」
ロッド「メジャークラフト KGS-1102HIRA」

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